さまざまな書 墨だ!展 ―Ⅺ―

2022.1.21(金)~ 1.30(日)会期中無休
11:00~19:00(日曜日、最終日は17:00まで)

宇里香菜 及川伸一 小畑延子
五島三子男 古茂田杏子 佐藤草太
沢村澄子 高橋理和 田中 彰
辻 憲 生井 巖 羽鳥戴白
藤井 蓮 緑川俊一 森田 睦
森谷宏高

<協賛:アート紀元>
緒形拳 熊谷守一 今東光
篠田桃紅 富本憲吉 中川一政
中川幸夫 平櫛田中 前田青邨
棟方志功 他

<フォルム画廊>
松田正平

(アイウエオ順)

書に興味を抱いたのは何時か?おそらくは市原鶴舞の松田正平先生宅を伺ったほぼ半世紀前がその縁かも知れぬ、辺り一面、木々に囲まれ深閑とした佇まいの中で、その表札の字が私の眼を撃った。これから会う人なのに墨の字からお人柄が先に偲ばれ思わず襟を正した。そこには精神があった。かように墨に興味を持ち続けてきた事がこの「墨だ展」に繋がったのだろう。振り返るとこの11年、数多くの作家の記憶に残るが書がこの展を飾りまた求められもした。この展の当初から今もかわらぬ想いは「書とは何か」である。

御子柴大三(企画者)

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