長谷川瑞吉展

2013.4.9(火)~ 4.19(金)
会期中無休 11:00~19:00

―待っている絵―

 2月上旬、用賀のアトリエを訪ねる。大壁面には敷詰められたように絵が掛かっていた。距離を置き無心に眺めているとカラフルなオタマジャクシがモチーフの大小を構わず画面のなかで各々の法則に従い重力から解き放たれ軽やかさを謳っている印象を受けた。小壁面には光の重厚さを備えた深みのある小品の一群を観ることが出来た。当ギャラリー4回目になるこの展覧会が何かを待っている作者の心境を感じる機会になることを祈っています。

土井隆志

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