出合えてよかった 櫻井陽司 生誕100年 メモリアル展

2015.9.12(土)~ 9.20(日)会期中無休
11:00~19:00(最終日は17:00まで)

櫻井陽司は大正4年新潟に生れ、13歳で単身上京したときには既に絵画を目指し、都交通局(当時電気局)に就職して油絵を始めました。以後、昭和平成をまたぐ70年間を、絵画一筋に生き平成12年に84歳で亡くなりました。彼は、市井の生活の中でともすれば見過ごされ忘れ去られるありきたりの、しかしかけがえのない一瞬の輝きを捉え、その作品に顕わしました。向き合えば、あるがまま過ぎてゆく日々の営みに秘められた、豊かさ美しさに、眼が、心が洗われる心地です。このような出合いがどうか途切れることなく、時を超え承け継がれてゆくことを祈り、櫻井陽司の生誕百年を記念して、ささやかな展示をさせていただきます。何卒ご高覧頂きたくご案内申し上げます。

中村美智子

ご自分の感性と解釈で地道に絵画と向き合ってきた中村美智子さんが、忘れてほしくない作家だからという思いで企画された生誕100年記念展、純粋に作品を見て頂く為の展示です。この機会にぜひ櫻井陽司の世界に触れて頂きますよう、ご来廊をお待ち致します。

ギャラリーアビアント 磯貝延子

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